30代ITエンジニアにおすすめの転職エージェント7選|失敗しない選び方も解説

30代のIT転職では、求人の数だけで転職サービスを選ぶべきではありません。

30代になると、企業からは技術経験だけでなく、担当工程、プロジェクトでの役割、マネジメント経験、専門性をどのように生かせるかまで見られます。

転職先によっても、利用すべきサービスは異なります。

  • 求人を幅広く確認したい
  • ITエンジニアとして専門性を評価してほしい
  • 外資系企業や管理職へ進みたい
  • ITコンサルタントへ転職したい
  • 企業やヘッドハンターからスカウトを受けたい

この記事では、30代ITエンジニアが利用を検討すべき転職エージェントとスカウトサービスを、目的別に比較します。

目次

結論|迷ったら転職目的に合わせて2社を選ぶ

すべての人に適した1社はありません。

転職目的ごとの候補は次のとおりです。

転職目的第一候補組み合わせ候補
求人を幅広く確認したいリクルートエージェントdoda
ITエンジニアの専門性を生かしたいレバテックキャリアリクルートエージェント
外資系・管理職・専門職を目指すJAC Recruitmenten world
ITコンサル・金融IT・DXへ進みたいKOTORAJAC Recruitment
スカウトで市場価値を確認したいビズリーチJAC Recruitment
英語を生かして外資系へ進みたいen worldJAC Recruitment

転職先をまだ絞れていない場合は、リクルートエージェントで求人全体を確認し、目的に合った専門型サービスを1社組み合わせます。

すでに進みたい業界や職種が明確なら、専門型を中心に利用してください。

30代IT転職で最初に検討する7社

サービス種類得意領域向いている人
リクルートエージェント総合型エージェントIT・事業会社・社内IT・コンサル求人を広く比較したい
レバテックキャリアIT特化型エージェント開発・インフラ・クラウド・Web技術経験を生かしたい
JAC Recruitmentハイクラス型エージェント外資系・管理職・専門職年収・役職を上げたい
KOTORA専門型エージェントITコンサル・金融IT・DX・経営職専門領域へ進みたい
doda総合型エージェント・求人サイト幅広い業界・IT求人求人検索と紹介を併用したい
en world外資系特化型エージェント外資系・日系グローバル企業英語と専門性を生かしたい
ビズリーチスカウトサービスハイクラス・管理職・専門職企業やヘッドハンターから提案を受けたい

ビズリーチは転職エージェントではなく、企業やヘッドハンターからスカウトを受けられる転職プラットフォームです。転職支援を受けるサービスとは役割が異なるため、エージェントと併用します。

1.リクルートエージェント|求人を幅広く確認したい人

リクルートエージェントは、転職先の業界や職種をまだ絞り切れていない人に向いています。

IT企業のエンジニア求人だけでなく、事業会社の社内IT、ITコンサルタント、プロジェクトマネージャーなども含めて比較しやすい点が特徴です。

公式サイトでも、多数の非公開求人から希望に合った求人を紹介する転職支援サービスとして案内されています。

向いている人

  • まず転職市場全体を確認したい
  • IT企業と事業会社を比較したい
  • 社内ITやITコンサルも検討したい
  • 転職先の選択肢をまだ絞れていない
  • 初めて転職エージェントを利用する

注意点

扱う求人領域が広いため、担当者が自分の専門領域に詳しいとは限りません。

希望職種、担当工程、使用技術、今後進みたい方向を具体的に伝えてください。

幅広い求人から転職先を探す

詳しい特徴は、次の記事で解説しています。

▼ リクルートエージェントは30代IT転職におすすめ?採用担当目線で解説

2.レバテックキャリア|ITエンジニアとしての経験を生かしたい人

レバテックキャリアは、IT・Web業界の経験を生かして転職したい人向けです。

公式サイトでは、IT業界に精通したキャリアアドバイザーが、求人紹介から入社まで支援すると案内されています。

総合型サービスでは伝わりにくい、開発言語、担当工程、インフラ構成、クラウド経験、マネジメント経験などを踏まえて求人を探したい場合に候補になります。

向いている人

  • 開発経験を生かして転職したい
  • インフラ・クラウド領域で年収を上げたい
  • IT業界に詳しい担当者へ相談したい
  • 技術職を続けるか管理職へ進むか相談したい
  • 自分の技術経験に合う求人を探したい

注意点

IT経験者向けの性格が強いため、IT以外の業界や職種まで広く比較したい場合は、総合型エージェントとの併用が適しています。

3.JAC Recruitment|外資系・管理職・専門職を目指す人

JAC Recruitmentは、外資系企業、管理職、専門職、ハイクラス転職を検討する人向けです。

公式サイトでは、管理職・専門職のハイクラス転職に特化し、外資系企業や海外進出企業への転職支援、英文レジュメや英語面接への対応を強みとして案内しています。

ITエンジニアでも、マネージャー、プロジェクトマネージャー、ITコンサルタント、プリセールス、専門職などへ進む場合に候補になります。

向いている人

  • 外資系IT企業へ転職したい
  • 管理職やマネージャー職を探している
  • 専門職として年収を上げたい
  • 事業会社のIT責任者やDX関連職を探したい
  • 英文書類や英語面接の支援を受けたい

注意点

経験や希望条件によっては、紹介可能な求人が限られる場合があります。

登録後は、現在の肩書だけでなく、担当した組織規模、予算、成果、意思決定範囲まで伝えてください。

外資系・管理職・専門職の求人を探す

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▼ JAC Recruitmentは30代IT転職におすすめ?採用担当目線で解説

4.KOTORA|ITコンサル・金融IT・DXへ進みたい人

KOTORAは、進みたい専門領域が明確な人に向いています。

公式サイトでは、金融、コンサルティング、IT、DX、経営層などを中心とした転職支援を行っていると案内しています。IT領域では、システム開発、インフラ、データ、DXなどの求人を扱っています。

特に、エンジニアからITコンサルタントへ進みたい人、金融系システムの経験を生かしたい人、DXや業務改革に関わりたい人に適しています。

向いている人

  • ITコンサルタントへ転職したい
  • 金融機関や金融系ITの経験を生かしたい
  • DX・業務改革・データ活用領域へ進みたい
  • 経営企画や事業企画も検討したい
  • 専門領域を理解する担当者へ相談したい

注意点

単に「IT業界へ転職したい」という段階よりも、次の職種や専門領域がある程度決まっている人向けです。

幅広い求人を確認したい場合は、リクルートエージェントと併用します。

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▼ KOTORAは30代・40代IT転職におすすめ?特徴と向いている人を解説

5.doda|求人検索とエージェントを併用したい人

dodaは、自分で求人を検索しながら、必要に応じてエージェントから求人紹介を受けたい人向けです。

公式サイトでは、求人検索、エージェントサービス、スカウトなどを利用でき、書類・面接対策やキャリア相談にも対応すると案内しています。IT・Webエンジニア向けの求人ページも設けています。

向いている人

  • 自分でも求人を検索したい
  • エージェントからの提案も受けたい
  • 多くの求人を比較したい
  • 転職活動を自分のペースで進めたい
  • IT以外の職種も確認したい

注意点

利用できる機能が多いため、求人メールやスカウトが増える可能性があります。

希望条件を設定し、応募候補を整理して利用してください。

6.en world|英語を生かして外資系へ転職したい人

en worldは、外資系企業や日系グローバル企業を志望する人向けです。

公式サイトでは、外資系IT・Web・通信分野に精通したコンサルタントによる求人紹介、レジュメ添削、英語面接対策、条件交渉などを案内しています。

向いている人

  • 英語を使う仕事へ転職したい
  • 外資系IT企業を探している
  • 日系グローバル企業も検討したい
  • 海外部門と連携する職種へ進みたい
  • 英文レジュメや英語面接を準備したい

注意点

外資系企業では、英語力だけでなく専門性や実績も求められます。

「英語を使いたい」だけでなく、技術、マネジメント、顧客対応など、企業へ提供できる価値を整理してください。

7.ビズリーチ|スカウトで市場価値を確認したい人

ビズリーチは、企業やヘッドハンターからスカウトを受けられるハイクラス転職サービスです。

転職エージェントのように一人の担当者が求人を選ぶ仕組みではなく、職務経歴書を登録し、企業や複数のヘッドハンターから提案を受けます。自分で求人を検索して応募することも可能です。

向いている人

  • 現在の経験にどのようなスカウトが届くか確認したい
  • 年収アップを目指している
  • 管理職や専門職の経験がある
  • 企業から直接提案を受けたい
  • 今すぐ転職せず情報収集から始めたい

注意点

届いたスカウトがすべて、自分だけを対象にした特別な提案とは限りません。

送信元、求人内容、自分の経験との一致を確認し、肩書やスカウト件名だけで判断しないでください。

▼ その「ヘッドハンターからの連絡」、99%は偽物です

目的別のおすすめ組み合わせ

転職先をまだ決めていない

  • リクルートエージェント
  • レバテックキャリアまたはJAC Recruitment

総合型で求人全体を確認し、IT特化型またはハイクラス型で専門求人を確認します。

ITコンサル・金融ITへ進みたい

  • KOTORA
  • リクルートエージェント

KOTORAで専門領域を深く確認し、リクルートエージェントで事業会社を含む幅広い求人と比較します。

外資系・管理職を目指したい

  • JAC Recruitment
  • KOTORAまたはen world

外資系と管理職を広く確認するならJAC Recruitment、ITコンサルや金融領域を深掘りするならKOTORA、英語を使う外資系求人を重視するならen worldを組み合わせます。

スカウトも利用したい

  • JAC Recruitmentまたはリクルートエージェント
  • ビズリーチ

エージェントから転職支援を受けながら、ビズリーチで企業やヘッドハンターから届く提案を確認します。

転職エージェントは最初に2〜3社へ登録する

最初から1社だけに絞ると、その会社が扱う求人と担当者の意見だけで転職先を判断することになります。

一方で、登録数を増やしすぎると、面談、求人紹介、応募状況、選考日程の管理が難しくなります。

最初は役割の異なる2〜3社を利用し、求人の質と担当者の専門性を比較した後、1〜2社へ絞ります。

担当者が合わない場合は変更できる

同じ転職エージェントでも、担当者によって業界理解や提案内容は異なります。

次の状態が続く場合は、希望条件を伝え直したうえで担当変更を検討してください。

  • 希望と異なる求人ばかり紹介される
  • IT職種や業務内容を理解していない
  • 応募を必要以上に急がせる
  • 連絡の遅れが選考へ影響している
  • 不利な情報を説明しない
  • 応募後の結果や進捗を伝えない

よくある質問

30代で転職エージェントを使うのは遅いですか?

遅くありません。

30代では、これまでの技術経験、担当工程、成果、マネジメント経験などを基に求人を選びます。

年齢だけでなく、企業が求める経験と自分の経験が一致しているかが重要です。

未経験の職種にも転職できますか?

可能性はありますが、完全な未経験分野より、これまでの経験を生かせる隣接職種の方が現実的です。

例として、エンジニアからITコンサルタント、社内IT、プロジェクトマネージャーへ進むケースがあります。

転職エージェントは無料ですか?

今回紹介した転職エージェントは、基本的に求職者が無料で転職支援を利用できます。

ビズリーチには無料で利用できる機能と、有料プランがあります。

まだ転職を決めていなくても登録できますか?

情報収集の段階でも利用できます。

ただし、転職時期が決まっていないことは担当者へ伝えてください。

どの2社へ登録すべきですか?

転職先を決めていない場合は、リクルートエージェントと、目的に合った専門型1社が基本です。

  • 技術職を続ける:レバテックキャリア
  • 外資系・管理職:JAC Recruitment
  • ITコンサル・金融IT:KOTORA
  • 英語を生かす:en world
  • スカウトを受ける:ビズリーチ

まとめ

30代ITエンジニアの転職では、知名度だけでサービスを選ぶべきではありません。

求人を幅広く確認するならリクルートエージェント、技術経験を生かすならレバテックキャリア、外資系・管理職を目指すならJAC Recruitmentが候補です。

ITコンサル、金融IT、DXなど専門領域へ進みたい場合は、KOTORAを加えて比較してください。

重要なのは、7社すべてへ登録することではありません。

転職目的に合った2〜3社を選び、実際に紹介された求人と担当者の専門性を比較することです。

転職先をまだ絞れていない方

【リクルートエージェントで求人を確認する】

外資系・管理職・専門職を目指す方

【JAC Recruitmentへ無料相談する】

ITコンサル・金融IT・DXを目指す方

【KOTORAへ無料相談する】

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この記事を書いた人

元Amazon Web Services(AWS)社員。Loop面接を担当し、多数のITエンジニア・コンサルタントの採用に携わる。

現在はITコンサルティング会社でマネージャーとして採用・育成にも従事。

自身も8回の転職を経験しており、採用する側・採用される側の両方の視点から、30代・40代IT人材向けに転職情報を発信している。

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