転職サイトを調べ始めると、必ずと言っていいほど目に入るのがリクナビNEXTです。
一方で、IT業界やハイクラス転職について調べると、KOTORAという名前もよく見かけます。
どちらも評判は悪くありません。
だからこそ迷います。
でも、この2つを同じ基準で比べてしまうと、転職活動はうまくいきません。
私は転職を8回経験し、その後はAWSで採用面接を担当する立場にもなりました。
転職する側と採用する側の両方を経験したからこそ見えたことがあります。
それは、「有名な転職サービスを選べば転職は成功する」というほど単純ではないということです。
求人が多くても、自分に合う求人へ出会えなければ意味がありません。
転職サービスそのものよりも、「転職サービスをどう使ってきた人なのか」の方が、面接結果へ大きく影響することを何度も見てきました。
転職サービスには、それぞれ得意な役割があります。
その違いを理解して選ぶだけでも、転職活動の進めやすさは大きく変わります。
この記事では、30代・40代のIT転職を前提に、リクナビNEXTとKOTORAを比較します。
求人の数だけでは分からない違いや、それぞれを選ぶべき人、私が採用担当として感じてきたことまで、実体験を交えながら解説します。
リクナビNEXT vs KOTORA|30代・40代IT転職ならどっち?採用担当が徹底比較
「リクナビNEXTとKOTORA、結局どちらを使えばいいの?」
先に結論をお伝えすると、どちらが優れているかではなく、役割が違います。
リクナビNEXTは、自分で求人を探しながら転職活動を進めたい人向けのサービスです。
一方、KOTORAは、担当者と相談しながらキャリアを整理し、より条件の良い転職を目指したい人向けの転職エージェントです。
この違いを知らずに比較すると、「求人数が多いからこちら」「有名だからこちら」と選んでしまい、本来受けられたはずのサポートを受けられないことがあります。
特に30代・40代のIT転職では、20代のように数多く応募すれば良いというものではありません。
企業は経験や実績を重視します。
だからこそ、自分に合った転職サービスを選ぶことが重要です。
まずは、両者の違いを比較表で見てみましょう。
リクナビNEXTとKOTORAを比較
| 比較項目 | リクナビNEXT | KOTORA |
|---|---|---|
| サービス形態 | 求人サイト | 転職エージェント |
| 求人数 | 非常に多い | 厳選された求人が中心 |
| IT業界との相性 | ○ | ◎ |
| ハイクラス求人 | ○ | ◎ |
| 年収アップ | ○ | ◎ |
| キャリア相談 | △ | ◎ |
| 自分のペースで進めたい | ◎ | ○ |
| 転職活動の伴走 | △ | ◎ |
数字だけを見ると、リクナビNEXTの方が有利に見えるかもしれません。
実際、掲載されている求人は非常に多く、「まず求人を見てみたい」という人には使いやすいサービスです。
一方で、KOTORAは求人の数で勝負するサービスではありません。
求人を紹介するだけでなく、「どんな会社ならあなたの経験を評価してくれるか」を一緒に考えることに強みがあります。
この違いが、30代・40代になると大きく影響してきます。
▼KOTORA公式サイトを見る
リクナビNEXTがおすすめな人
リクナビNEXTは、転職活動の入口として非常に優秀です。
私は転職活動を始めると、最初に求人を眺めます。
転職を8回経験して感じるのは、求人を見ているだけでも市場の変化が分かるということです。
「この資格が増えたな」「この技術の年収が上がっているな」。
こうした情報を集めてから応募した方が、転職活動はうまく進みました。
年収だけで応募した会社よりも、市場を見てから応募した会社の方が、結果的に長く働けています。
どんな会社が募集しているのか。
同じ職種でも年収はどのくらい違うのか。
どんなスキルが求められているのか。
こうした情報を集めるだけでも、自分の市場価値が見えてきます。
特に次のような人には向いています。
- 転職するかまだ決めていない
- とにかく求人を見てみたい
- 自分の市場価値を知りたい
- 自分のペースで転職活動を進めたい
登録しても必ず転職しなければいけないわけではありません。
「今の市場を知る」という目的だけでも利用する価値はあります。
リクナビNEXTの求人検索、スカウト、グッドポイント診断と、書類添削や面接対策を受けられない点は、次の個別記事で詳しく解説しています。

まずは求人を眺めて、市場を知るところから始めてみてください。
▼公式サイトを見る
KOTORAがおすすめな人
KOTORAは、経験を武器に転職したい人へ向いています。
30代・40代になると、企業はスキルだけでは採用しません。
「この人へ何を任せられるか。」
そこを見ています。
だからこそ、自分の経験を整理して伝えることが重要になります。
KOTORAでは担当者と相談しながら、
- どの経験をアピールするべきか
- 年収アップを狙える求人はどこか
- 今より一段上のポジションを狙えるか
といった部分まで相談できます。
転職活動を一人で進めるよりも、客観的な意見をもらえることは大きなメリットです。
私は30代・40代のIT経験者なら、一度は相談してみる価値があると思っています。
私も転職を始めた頃は、自分の強みを説明するのが苦手でした。
面接が終わってから、「あれも話せば良かった」と後悔したこともあります。
一人で転職活動をすると、自分では気付かない強みが意外と見えないものです。
経験はあるのに、それを相手へ伝えられない。
面接が終わってから「あれも話せば良かった」と後悔することが何度もありました。
KOTORAの専門職求人、キャリア相談、面接対策と、紹介求人が限られる場合の注意点は、次の記事で詳しく解説しています。

▼KOTORAに無料相談してみる
採用担当として感じた「転職サービスより大切なこと」
AWSでLoop面接を担当していた頃、「この人なら採用したい」と思う人は、転職サービスの選び方が上手だった人ではありません。
自分の経験を、自分の言葉で話せる人でした。
面接官は、その人がリクナビNEXTを使ったのか、KOTORAを使ったのかを評価しているわけではありません。
見ているのは、「この人は何をしてきた人なのか」です。
実際、技術力は高いのに、自分の実績を伝えきれず評価を落としてしまう人を何人も見てきました。
反対に、経歴は派手ではなくても、自分の経験を整理して話せる人は、一緒に働く姿をイメージしやすく、高く評価されることがありました。
だから私は、転職サービスを選ぶこと以上に、自分の経験を整理することの方が重要だと考えています。
KOTORAのような転職エージェントには、その整理を手伝ってくれるという価値があります。
同じプロジェクトを経験していても、説明が上手な人もいれば、何を伝えたいのか分からない人もいます。
その違いは能力ではありません。
経験を整理できているかどうかです。
転職エージェントを利用している人は、その整理ができているケースが比較的多い印象を受けました。
もちろん全員ではありません。
ただ、自分の強みを言語化できている人は、面接でも話が伝わりやすく、企業側も評価しやすいのは事実です。
自分の経験を面接で説明する前に、職務経歴書から強み、責任範囲、成果が伝わる状態にしておく必要があります。

だから私は、転職サービスを選ぶこと以上に、そのサービスをどう活用するかが重要だと考えています。
おすすめの使い分け方
おすすめは、リクナビNEXTとKOTORAを役割で使い分ける方法です。リクナビNEXTとKOTORAのどちらか一つを選ぶことはありません。
役割が違うからです。
まずはリクナビNEXTへ登録して、どんな企業が募集しているのかを確認します。
同じような仕事内容でも、会社によって年収や求めるスキルは驚くほど違います。
その情報を見ながら、自分がどの市場で勝負できそうかを考えます。
そのうえでKOTORAへ相談します。
「この経験なら、もっと上のポジションを狙えます。」
「この業界の方が評価されやすいです。」
自分では気付かなかった選択肢が見えてくることがあります。
転職活動は、求人を見ることが目的ではありません。
今より良い会社へ転職することが目的です。
そのために両方を使い分けるのが、一番効率的だと考えています。
複数の転職サービスを使う場合は、同じ役割のサービスを増やすのではなく、求人検索と専門型エージェントで役割を分けます。登録数と使い分け方は、次の記事で解説しています。

よくある質問
リクナビNEXTだけで転職できますか?
できます。
実際にリクナビNEXTだけで転職する人も多くいます。
ただし、自分で求人を探し、応募し、企業とのやり取りも進める必要があります。
自分のペースで活動したい人には向いています。
KOTORAは無料で利用できますか?
はい。
求職者は無料で利用できます。
面談や求人紹介、選考サポートも費用はかかりません。
転職するか迷っている段階でも相談できます。
IT業界未経験でも利用できますか?
利用できます。
ただし、KOTORAは経験者向けや専門職向けの求人も多いため、経歴によって紹介される求人は変わります。
未経験の場合は、リクナビNEXTのように幅広い求人を見ながら、自分に合う求人を探す方が進めやすいケースもあります。
30代・40代ならどちらがおすすめですか?
IT業界で経験があるなら、KOTORAを優先候補にできます。
30代以降は、求人数よりも「経験をどう評価してくれる会社へ応募するか」が重要になるからです。
ただし、KOTORAを利用しただけで年収や役職が上がるわけではありません。
応募先の必須条件と、自分の経験・成果・責任範囲が一致していることが前提です。

一方で、求人市場を広く知りたいならリクナビNEXTも登録しておく価値があります。
まとめ
リクナビNEXTとKOTORAは、同じように見えて役割がまったく違います。
転職活動を始めたばかりなら、求人を幅広く見られるリクナビNEXTは使いやすいサービスです。
一方で、30代・40代のIT経験者が年収アップやキャリアアップを目指すなら、KOTORAのように担当者と相談しながら進められる転職エージェントの方が力を発揮します。
私が採用担当として感じてきたのは、どの転職サービスを使ったかではなく、自分の経験をどれだけ整理して伝えられるかが結果を左右するということです。
転職サービスは、そのための手段です。
自分に合ったサービスを選び、うまく活用することが、納得できる転職への近道になります。
私は8回転職しました。
振り返ると、転職サービスが人生を変えたわけではありません。
自分に合う会社を見つけ、自分の経験を正しく伝えられるようになったことが、転職を良い方向へ変えてくれました。
リクナビNEXTにもKOTORAにも、それぞれ役割があります。
大切なのは、サービスを比較することではなく、自分の今の状況に合ったサービスを選ぶことです。
KOTORAを検討している方へ
年収アップやキャリアアップを目指すなら、一人で転職活動を進めるよりも、第三者の視点を取り入れた方が選択肢は広がります。
KOTORAは、IT・コンサル・金融など専門性の高い求人を扱い、経験を活かした転職をサポートしている転職エージェントです。
まずは相談して、自分の経験がどのように評価されるのかを確認してみてください。
▶ KOTORA公式サイトはこちら
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