30代IT転職に強い転職エージェントを比較 無料で比較する

転職面接の冒頭で何を伝える?IT人材が最初に整理したい3つのこと

当ページのリンクには広告が含まれています。
転職面接で役割・担当範囲・応募先との接点を伝える男性のイラスト

面接が始まると、

「うまく答えないと」
「実績をしっかりアピールしないと」

と、つい力が入ります。

でも、最初から自分の経歴を全部説明する必要はありません。

まず整理しておきたいのは、

今、どんな仕事をしているのか。
その中で、自分はどこを担当しているのか。
今回の募集ポジションと、どこがつながっているのか。

この3つです。

企業や面接官によって面接の進め方は違います。ただ、採用選考では応募者の職務に必要な適性・能力を見ることが基本とされています。厚生労働省も、採用選考は求人職種の職務遂行に必要な適性・能力を基準に行うことを示しています。

面接の冒頭では、派手な話を作るより、まず「この人はどんな仕事をしてきた人なのか」が伝わる状態を作っていきましょう。

目次

1.今どんな仕事をしているのか

最初に整理したいのは、現在の仕事です。

ここで会社名や部署名だけを伝えても、相手には仕事の中身が見えません。

たとえば、

IT企業でエンジニアをしています。

だけでは、担当領域がかなり広く残ります。

もう一歩だけ具体的にして、

SaaS企業でバックエンド開発を担当しています。現在は決済機能の設計から運用まで関わっています。

くらいまで整理すると、仕事の輪郭が見えてきます。

ポイントは、細かな技術を全部並べることではありません。

何を扱っていて、どんな役割を担っているのか。

まずそこを短く伝えましょう。

2.チームの仕事と「自分がやったこと」を分ける

ITの仕事は、一人で完結しないものが多いですよね。

だから面接でも、

チームでシステムを刷新しました。
プロジェクトでコストを削減しました。

という説明になりやすいものです。

ここで相手がもう少し知りたいのは、その中で本人が何を担当したのかです。

たとえば、

6人の開発チームで決済基盤を刷新し、私はAPI設計と移行計画を担当しました。

とすれば、チームの成果と自分の担当範囲を分けて伝えられます。

マネージャーなら、実装ではなく、

要件の優先順位を決めた
他部署との調整を担当した
メンバーの役割分担を決めた

といった内容が本人の担当範囲になることもあります。

ここでは大きな成果を無理に作る必要はありません。

「自分はどこを受け持ったのか」を説明できる状態にしておきましょう。

実績やチーム成果の伝え方をもう少し深く整理したい場合は、次の記事も確認できます。

3.応募先の仕事と、自分の経験の接点をつくる

応募先とのつながりまで伝えると、自分の経験が今回の仕事にどう生かせそうかを相手に伝えやすくなります。

たとえば募集ポジションが、

「クラウド環境の設計・運用を担当するエンジニア」

だったとします。

そこで、

AWS、Azure、Python、Javaを経験しています。

と技術名だけを並べるより、

現職ではAWS上の業務システムを担当し、設計変更から障害対応まで経験しています。今回のポジションでも、運用を含めてクラウド環境を見る点は近いと考えています。

とした方が、今回の仕事との接点が分かります。

すべての経験を応募先へ結びつける必要はありません。

募集要項を見ながら、

今回の仕事で特に使えそうな経験はどれか。

そこを一つか二つ選んでおきましょう。

最初から全部話さなくて大丈夫です

面接前に準備を始めると、回答がどんどん長くなることがあります。

職歴、担当業務、実績、技術、転職理由、応募理由……。

全部を最初に説明しようとすると、聞く側もどこを掘り下げればいいのか分かりにくくなります。

まずは、

現在の仕事
→ 自分の担当範囲
→ 応募先との接点

までで十分です。

その先は、面接官から聞かれた内容に合わせて具体化していきましょう。

面接は一方的なプレゼンではなく、応募書類などの情報を確認しながら、職務に必要な適性・能力を見ていく場でもあります。労働局の採用選考資料でも、面接では各資料の情報を確認し、総合的に評価する考え方が示されています。

面接前に、この3行だけ作っておきましょう

長い回答原稿を作る前に、まず3行だけ書いてみましょう。

現在: 今、どんな仕事をしているか
担当: その中で、自分はどこを担っているか
接点: 今回の募集ポジションと、どの経験がつながるか

たとえば架空例なら、

現在: SaaS企業で法人向けサービスのバックエンド開発を担当
担当: API設計と運用改善を担当
接点: 応募先でも設計から運用まで担当する点が近い

これだけでも、話の軸がかなり整理されます。

文章を丸暗記するより、この3点を自分の言葉で話せるようにしておく方が、質問が変わったときにも対応しやすくなります。

まとめ

転職面接の冒頭で、すべての実績を証明する必要はありません。

まず整理しておきたいのは、

今の役割。
自分が担っている範囲。
応募先との接点。

この3つです。

ここが伝わると、その後は具体的な経験や実績について話しやすくなります。

まず3行にまとめて、自分の言葉で説明してみましょう。

転職活動全体を進める中で、どの相談先を使うかも整理したい場合は、転職エージェントの比較記事も確認できます。

参考情報

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元Amazon Web Services(AWS)社員。Loop面接を担当し、多数のITエンジニア・コンサルタントの採用に携わる。

現在はITコンサルティング会社でマネージャーとして採用・育成にも従事。

自身も8回の転職を経験しており、採用する側・採用される側の両方の視点から、30代・40代IT人材向けに転職情報を発信している。

目次